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【薬剤師が解説】かかりつけ薬剤師とは?

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こんにちは、しちです。

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かかりつけ医って知ってますか?

この質問で知らないという人はほとんどいないのではないでしょうか。

そんな人でも、

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かかりつけ薬剤師って知ってますか?

と言われたら知らない人がほとんどだと思います。

「知ってる。」と答えた方でも詳しく聞いてみると、間違った認識の人がほとんどです。

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今回の記事でかかりつけ薬剤師について、現役薬剤師の自分が解説させてもらいます。

この記事を書いているしちについて

  • 調剤薬局勤務9年目
  • 小児科クリニックの門前薬局で2年経験歴
  • 現在は小児科も掲げるクリニックの門前薬局勤務
  • かかりつけ薬剤師として患者応対の日々を過ごす薬剤師

こんな方に読んで欲しい

  • 薬局に薬を持っていて、かかりつけ薬剤師を知らない人
  • 市販薬や健康食品を含め、薬に関して気になる事が一度でもあった人
目次

かかりつけ薬剤師ってなに?

かかりつけ医とかかりつけ薬剤師の違い

かかりつけ医は、健康に関する事を何でも相談できる、身近にいて頼りになる医師の事を指します。

かかりつけ薬剤師も考え方は、かかりつけ医と変わらないです。

ただ、大きく違う点があります。

普段よく行く病院の先生、普段病院行かないけど何かあったらこの先生のお世話になる等選び方は色々ですが、皆様自身が選んだ先生がかかりつけ医となります。

しかし、仮に普段行く薬局があり、この薬剤師がかかりつけと皆様が選ぶだけではかかりつけ薬剤師とはなりません。

かかりつけ薬剤師になってもらうは、同意書での契約が必要なのです。

  • かかりつけ医⇒患者さんが選ぶだけ。同意書なし。
  • かかりつけ薬剤師⇒患者さんが選び、薬剤師と同意書で契約。

国の制度で定められている

かかりつけ薬剤師制度という制度として、2016年4月よりスタートされました。

患者様に薬剤師を指名してもらう事により、専属の薬剤師として毎回同じ薬剤師が担当する制度です。

制度として存在するので、同意書という形で契約が必要となってます。

かかりつけ薬剤師をもつメリット

1、いつも同じ薬剤師だからこそまとめて把握でき、安全・安心に薬を使用できる

ひとりの薬剤師がひとりの患者さんの服薬状況をまとめて管理するので、飲み合わせや重複の確認をしっかりと行える。

薬だけでなく、健康食品やサプリ、生活習慣についても確認やアドバイスする事ができます。

毎回の対応を重ねていくことで徐々に背景も理解できるからこそ可能になります。

2、薬局が開いてない夜間・休日の時間にも薬の相談ができる

休日や夜間など薬局の開局時間外も、電話で薬の使い方や副作用等、お薬に関する相談に応じます。

病院がやっていない事も多いので、病気についての相談を受けることもあります。

3、医療チームのサポートを受けられる

処方内容の確認し、必要に応じて医師への問い合わせや提案を行います。

薬を渡した後も患者様の状態を確認し、必要に応じて処方医にフィードバックします。

また、必要があれば地域包括支援センターなどの施設と連携もします。

かかりつけ薬剤師は、どの薬剤師でもなれるものではない!

かかりつけ薬剤師になるには条件がある

国が定めた制度の為、すべての薬剤師がなれるわけではなく、条件をクリアした薬剤師のみがかかりつけ薬剤師になることができます。

必要な要件
1、3年以上の保険薬局勤務経験
2、同一の保険薬局で週32時間以上勤務
3、勤務先の保険薬局に1年以上在籍
4、研修認定薬剤師(認定薬剤師)を取得している
5、医療に関わる地域活動の取り組みに参加している

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わかりにくいですよね。。。

簡潔にすると、薬剤師として経験実績があり、同じ店舗でほぼ毎日勤務し1年以上働いている。

また、地域医療との関わりを持っており、様々な研修を受講した上で認定されている為、知識が豊富である薬剤師の事です。

これだけ条件がそろっていると安心してかかりつけ薬剤師をお願いできますよね。

かかりつけ薬剤師としてお願いするのはどうすれば良い?

普段利用する薬局で、お願いしたい薬剤師がいるのであれば、「かかりつけ薬剤師になって欲しい」という旨を伝えると対応してくれますよ。

ただし、上記に記載した条件を満たしている薬剤師に限ります。

お願いしたい薬剤師がいない場合は、普段利用する、もしくは今度利用したい薬局で「かかりつけ薬剤師をお願いしたい」と申し出れば、条件を満たした薬剤師を紹介してくれるはずです。

かかりつけ薬剤師についての説明が5~10分程あった後に、同意書へのサインを求められます。

よくある質問

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実際に患者様から聞かれる質問について解説していきます。

Q、同意したらずっとやめられないの?

A、かかりつけ制度を利用やめたい時は、その旨伝えるといつでも契約が破棄できます。

何か事情がありかかりつけ薬剤師とやめたい、変えたいという事があれば伝えてもらえれば契約を破棄できます。

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同意したけど何か違うと思えば遠慮なく言ってください。

Q、転勤や異動で担当かかりつけ薬剤師がいなくなる時はどうなるの?

A、基本的には、別な薬剤師が担当を引き継ぎます。

かかりつけ薬剤師の条件を満たした別な薬剤師が引き継ぎしてくれる事がほとんどです。

その際は、再度同意書での契約が必要になります。

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ずっと担当していきたいですが。。。
その時は、後任に確実に引き継ぎます。

Q、薬局に行った時に不在だった場合はどうなるの?

A、別な薬剤師が通常通り対応します。その後、かかりつけ薬剤師から連絡がある事もあります。

たまたま不在の時であれば、別な薬剤師が対応します。

不在や休みがわかるようにかかりつけ薬剤師は同意してくれた方へ勤務表を渡すこととなっています。

また、別な薬剤師が対応した場合で、かかりつけ薬剤師が後日内容を確認して気になる点がある時は確認の連絡が入ることがあります。

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気になる事がある人には電話で確認したりします。

Q、かかりつけ薬剤師は複数人持つ事ができるの?

A、1人の方が持てるかかりつけ薬剤師は1人だけです。

複数薬局を利用していて、お気に入りの薬剤師さんが複数人いる方でも、かかりつけ薬剤師として契約できるのは1人だけです。

Q、メリットはわかったけど、デメリットはないの?

A、負担金が増えることがあげられます。それ以外は基本的にはデメリットと呼べるものはありません。

その人の条件によって異なりますが、3割負担の場合、60円または100円程度の金額が毎回のお薬代に加算されて請求されます。

強いて他のデメリットをあげるのであれば、担当の薬剤師が毎回対応するのでその薬剤師の知識だけが入ってくる事になり、情報に偏りが出る可能性があります。

セカンドオピニオンではないですが、色々な薬剤師に話を聞きたいという方もいらっしゃいますね。

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お金がかかる事を説明しますが、メリットを理解して特に気にしない方が多いですね。

まとめ

かかりつけ薬剤師とは、

  • 国の制度で定められている
  • 同意書での契約が必要
  • 担当の薬剤師で薬だけでなく健康についてなど相談できる
  • 24時間対応してくれる
  • 負担金が増える

簡単に大事な点をまとめるとこのようになります。

かかりつけ薬剤師を持つ事でいざという時の連絡先を手に入れられるので安心ですよ。

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まだかかりつけ薬剤師を持っていないという方がいればぜひ検討してみてください。

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