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子供の薬の飲み方が『食後』ではなく『食前』となっている理由とは?

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こんにちは。しちです。

子供が風邪や病気のときにシロップや粉薬をもらうことがありますよね。

子供の薬の飲み方が『食前』となっていることがあると思います。

大人の薬は『食後』が多いのに、なぜ子供の薬は『食前』で飲む必要があるか知っていますか?

そう言われるとなんでだろうって思いますよね。

実は、子供の薬が『食前』になっているのはきちんと薬を飲んで欲しいからなんです。

この先でその理由について解説していきます。

この記事を書いているしちについて

  • 調剤薬局勤務9年目
  • 小児科クリニックの門前薬局で2年経験歴
  • 現在は小児科も掲げるクリニックの門前薬局勤務
  • かかりつけ薬剤師として患者応対の日々を過ごす薬剤師
目次

そもそも食前っていつ?

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『食前』っていつのタイミング?

知ってるよ!って方も多いと思いと思いますが、念のため確認しておきましょう。

食前:食事の20~30分前のこと

食後:食事が終わって20~30分後までのこと

『食前』は、食事のすぐ前ではなく、食事を始める20~30分前位を指します。

ちなみに、食事を取るすぐ前に飲むことは『食直前』という別な言い方があります。

少し話が逸れますが、よく間違えられる飲み方で『食間』があるのですが、これはいつのタイミングでしょうか?

選択肢

  • 1、食事している最中のこと
  • 2、食事と食事の間のことで、食後2時間くらい
  • 3、実はいつでも良い

      

正解は、です。

『食間』は、薬を胃の中に入れるときもその後も何もない状態にしたいときに使う飲み方なんです。

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漢字の印象で食事中に飲むと思っている人がいるので渡すときは注意してます。

食前で飲ませるように子供の薬が処方させる理由

食後に薬を飲ませると満腹で飲まない可能性があるから

一番の理由はこれです。

再度書きますが、食後に薬を飲ませると満腹で飲まない可能性があるからです。

大人やある程度大きい子供であれば、お腹いっぱい食べたあとでも薬を飲むことができると思いますが、赤ちゃんや小さい子供はそうはいきません。

満腹になったら薬を受け付けないどころか寝てしまう可能性もあり、薬飲ませられないなんてことにもなりかねないです。

薬を飲ませなければ症状を治すことができませんよね。

食前の空腹のタイミングであれば、少なくても満腹で嫌がるのを避けられます。

食前に飲む方が効果発揮しやすい薬だから

先ほどの理由がほとんどですが、例外はもちろんあります。

食前の方が効き目が良い薬があります。

一例として)

  • ドンペリドン(ナウゼリン):吐き気止めとして使われる薬ですが、食後の嘔吐抑えるために食前に使う
  • 漢方薬全般:胃に何もない方が吸収が良く、効果発揮しやすい

よくある疑問・質問

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食後に飲ませてはいけないの?

基本的に薬の効果に影響があるわけではないので、食後に飲ませても問題ありません。

ドンペリドンや漢方薬などの食前の薬も食後に効果が出ないわけではないので、飲み忘れやタイミングが悪いときは食後に飲ませてあげてください。

※注意:必ず食前や食後でないといけない薬はありますので、必ず確認するようにしましょう。

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胃に何も入ってない状態で飲ませて、効き方とか胃の刺激とか大丈夫なの?

薬の成分によっては、効果が変わるものや胃への刺激があるものもあります。

しかし、新生児や小児に使われる薬であれば気にせず使うことができます。

食前で飲ませても効き目や副作用の面で食後と大きくは変わりません。

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生後数ヶ月位までだと2~4時間おきに母乳やミルクあげるけど、そのときの薬はいつあげるの?

母乳やミルクを飲ませてあげる少し前に薬を飲ませてください。

食前は20~30分前と説明しましたが、時間をあけて母乳やミルクを飲まなくなったりタイミングが合わないと困るため少し前であれば良いです。

あげる時間帯ですが、

1日3回の薬:朝・昼・夕それぞれ6時間程(最低でも4時間)は間隔をあけてください。

1日2回の薬:朝・夕それぞれ12時間程(最低でも8時間)は間隔をあけてください。

さいごに

子供の薬が食前である理由は、食後に薬を飲ませると満腹で飲まない可能性があるからです。

必ず食前じゃないと飲ませてダメってわけではなく、食後でも飲めるのであれば飲ませて問題ないです。

身体を治すための薬なのでちゃんと飲ませてあげることが大事です。

ただし、飲み方に特徴のある薬や時間が指定されてる薬もまれにあります。

そのときは必ず薬剤師から説明あるので面倒がらずに聞いて確認してください。

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